セルフオーダーシステムのメリットは何?

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最近、セルフオーダーシステムを導入される店舗が増えていますよね。
周りからの意見は賛否あり、導入して良いか悩んでいる方も多いと思います。

前回は「セルフオーダーシステムについて」また、「QRコード」のシステムにフォーカスし説明しました。まだご覧いただいていない方は、こちらからご覧ください!
セルフオーダーシステムは導入するべき?

今回は「セルフオーダーシステムのメリット」について、ご紹介したいと思います。

セルフオーダーシステムのメリット

■ オーダーミスを減らせる

スタッフが直接注文を受ける場合、「聞き間違え」が発生したり、伝票に「間違った商品」「数」を記入したりと人的ミスが起こることがありますよね。
セルフオーダーであれば、お客様が誤って操作する場合はありますが、システムに問題がなければキッチンに正確な注文が届きます。オーダーミスが限りなくゼロに近づけば、クレームの防止にも繋がりますね。

■ 人件費を抑えられる

店舗のキャパシティが大きいほど、お客様の来店人数も多くなり、多人数のお客様の注文に対応するなど、ホールスタッフの人員も多く必要になってきます。
セルフオーダーシステムを用いれば、注文にかかる時間や手間が大きく省けます。ホールスタッフが少なくてもお店を回せる「体制づくり」「仕組みづくり」ができますね。

■ 業務効率が上がる

頻繁に注文が入るお店では、注文のたびにスタッフを呼ばなくてはならず、注文をすることが面倒になってしまいます。注文を伝えるのも口頭で時間が掛かってしまいます。
セルフオーダーシステムであれば、わざわざスタッフが注文を聞きにいく必要がなくなります。その分、スタッフは他の業務に専念できるので効率的ですね。
お客様にも目線がいきやすいので、「困っているお客様」や、「なにかお悩みのお客様」に、気づきやすくなりますね。

■ メニューをつくり直す手間が減る

紙のメニューでの運用ですと「印刷」や「差し替え」など時間や手間がかかりますよね。セルフオーダーシステムは紙のメニュー同様に、写真やコメントも使えます。
また、紙のメニューよりも簡単に差し替えや編集ができるだけでなく、「その日のおすすめ」や「限定メニュー」の表示、その時々に合わせた販売機会をつくることもでき、手軽に「企画」や「イベントメニューの作成」ができますね。

■ 外国語にも対応している

セルフオーダーシステムに用いる端末(システム)には、外国語に対応しているものもあります。
頻繁に外国人のお客様用のメニューを更新されていたり、複数の言語に対応してメニューを用意されている場合には、必要により対応可能なスタッフの複数名確保(採用)や教育も必要となりますが。。。そんな悩みも解決してくれます。
もし、外国語にも対応しているシステムであれば、外国人(特に複数の言語)のお客様にもスムーズな注文体験が提供できますね。

■ お客様が注文しやすい

注文したい時に限って「スタッフが近くに居ない」
追加オーダーしたいが「スタッフが気づいてくれない」
スタッフを呼びたいけど「大きな声をだしたくない」
など。。。
セルフオーダーシステムを用いれば、スタッフを呼ばなくても頼みたいときにいつでもすぐに注文ができます。準備や活用の仕方によっては、客単価アップに繋がることもありますね。

セルフオーダーシステムは、お店(スタッフ)側だけでなくお客様にもメリットがあります。
ひとつの参考になれば嬉しいです。

では、次回はセルフオーダーシステムのデメリットについてお話をしたいと思います。


Tomo

7年ほど海外にてBar経営からレストラン・ホテル内にてバーテンダー&ミクソロジストとして飲食経験を経て帰国、 帰国後は、大型複合施設内レストランにてバーマネ...

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