セルフオーダーシステムのデメリットは何?
最近、セルフオーダーシステムを導入される店舗が増えていますよね。
周りからの意見は賛否あり、導入して良いか悩んでいる方も多いと思います。
導入しようか迷われている方、気になられている方、
関連記事も記載いたしますので、併せて参考にしてみてください!
①「セルフオーダーシステム」について知りたい方はこちらから!
>>セルフオーダーシステムは導入するべき?
②「セルフオーダーシステム」のメリットが気になる方は、こちらから!
>>セルフオーダーシステムのメリットは何?
今回は、前回のセルフオーダーシステムの「メリット」の続きとして
『デメリット』についてご紹介したいと思います。
セルフオーダーシステムのデメリットについて
■お客様と接する時間が減ることも…
注文が端末でできる分、お客様と接する機会が減るのもデメリットの一つです。
飲食店で、スタッフがお客様から注文を伺ったり、「お店のこと」「メニューのこと」「本日の食材」「商品の売り」「その日のおススメ」など、直接お客様へお伝えすること(会話・接客)を大事にしているお店であれば、その良さは損なわれてしまいます。
お客様によっては、スタッフとの会話を楽しみにされている方もおり、顔を合わせる機会が減ることで、なんだか冷たいと感じるお客様もいるかもしれません。
システムを導入することで「今ある良さ(接客)」が損なわれないか、お客様がこのシステムをどう思われるだろう?と考えることは大事です。
■どの店にも向いているとは限らない…
セルフオーダーシステムは業務の効率化においては便利です。
しかし、どのお店にも向いているとは限りません。
席数が少なく小規模なお店であれば、セルフオーダーシステムが無くとも問題無くお店を回すことができる場合もありますね。(逆に操作方法を聞かれる頻度を考えると、直接オーダーを聞いた方が効率が良いケースもあります。)
システム導入時の初期費用や毎月のランニングコストも発生しますので、
お店の状況や注文頻度・回転率・オペレーションの流れや、お客様のことをよく考えて決める必要があります。
■機械が壊れることも…
セルフオーダーに用いる端末は機械なので、不適切な扱いをしていると壊れます。
飲食店ですと、ドリンクをこぼしてしまったり、作業中に手を滑らせ端末に引っ掛かって落としてしまったりすると、、壊れてしまいますよね。また、長年使っていると、バッテリーの持ちやフリーズが頻繁に発生する可能性もあります。
店舗の状況にもよりますが、端末が「壊れた時の対策」や「メーカーサポート」について、保守契約や予備端末の有無など、トラブルシューティングについては しっかり考えておく 必要がありますね。
■機械の操作が苦手なお客様も…
お客様の中には、機械の操作が苦手なお客様もいます。
普段から慣れている人には なかなか分かりづらいかもしれませんが、、
苦手な人には「それだけで苦痛」となり「もういいや」となる場合もあります。
お客様の層を考え、機械の操作が苦手なお客様が多い場合は、システムの導入は慎重に考えたほうが良いですね。
■お客様個人の端末を利用することによる問題も…
お客様自身の携帯端末を使用するシステムでは、データ通信や本体の充電・手間など、お客様に依存することになります。
「Wi-Fi 環境」や「充電コード」などがあれば、多少は軽減されるかもしれませんが、お客様によってはそういった状況(使用)で使いたくないと思われるお客様もいるかもしれません。
セルフオーダーシステムはタブレットなど機械が必要となります。お客様の端末を用いるシステムでは、このようなデメリットも考えなくてはいけませんね。
デメリットについて上げてきましたが、
たとえデメリットがあったとしても、導入することで結果プラスになるのかどうか、お客様のことをよく考え判断することが重要ですね。
店舗側の都合だけで、効率が良いから導入しよう、、
人件費が抑えられるから導入しよう、、ではなく
使用されるお客様のことを考え、お客様の立場に立ちイメージしながら、しっかりと考え導入を検討してみてください!
メリットやデメリット、使用するお客様のことをよく考えることで、
導入することにより
今までお店にはなかった『お客様の新たな体験』『新たなサービス』を生み出すこと、
お客様のため、常にサービスの発展を考えることはとても大切ですね。
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